2004年09月30日13:45 「よるみるゆめのはなし。」

眠ると夢をみる。
そんなのは誰でも同じ、と言われそう。
あたしは夢を何故かいつも覚えていて、
記憶している。そのひとつひとつを。

全員が違う夢をみる。
ひとはそれを「不思議」という。
身体はひとつなのに、
そんなものなの?と聞かれる。
無意識の世界のことまでわからないけれど、
とりあえず、そう。

眠ると意識がある。
これは、夢だとすぐ気づく。
夢の中の自分と、
現実の自分がいる事になる。
夢の中の自分は、
こちらのことを無視して生きてる。
その世界を生きてる。
回想かなにかをみてるように、
こちらの声は届かない。
でも向こうの自分の考えは全て聞こえる。
映画か小説のように。
いつも彼らのななめ上やななめ後ろにいて、
もどかしい気持ちになったり、
感情移入したり、
一緒に泣いたり笑ったりしているつもりになってる。

夢でしか会えない友達、家族。
現実の友達も出てくる。
不思議なのに、不思議じゃない。

ふしぎ、ふしぎ。

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